現行Shadowverseの実質的な終焉が目前に迫りつつある
Shadowverse: Worlds Beyondに移行するかどうかは現状未定だが、自分にとっての最悪の選択肢は『特に起伏もなくこのままぬるっとビヨンドに移行し、今まで通り惰性でだらだらと続けること』である
最終的にどの選択をするにせよ、一旦"区切り"をつけるために現行Shadowverse最後のRAGEに注力すべきだと感じた
そのために、忌まわしきRatings for シャドウバースと形だけでも和解する必要が出てきた
現在のRatings for シャドウバースに対する不満は尽きることがないが「レートの機能に不満があるなら自助努力で"外付け機能"を付ければいいじゃないか」という考えに至った
レート値を気にせず潜りたい人向けのChrome拡張ツールを作りましたhttps://t.co/Z4uMPoggmO pic.twitter.com/K2id47eoXg
— ニクロ (@nicro296) 2022年6月2日
「レートの目標値を設定すると、そのレートに達するまでは自分のレートが非表示になる」という機能である
おそらくは自分のレートを気にせずひたすら潜り続けるためのツールで、機能という面では自分には全く刺さらなかったものの、Ratings for シャドウバースの見た目上の表示を変更するというのは非常に興味深かった
コードの中身を確認してみると、どうやら「ページが読み込まれたことを確認するとレート値が書かれた場所のテキストを書き換える」という処理をしているようだった
そんなことできるんだ、すごいね
表示を変更したい箇所を調べて、代替となるテキストや画像を用意するというのは自分でもギリギリできそうに見えたので、ニクロ式拡張機能を流用して自分用の拡張機能を作成
それが今回、第27期前半戦で自分が使用していた拡張機能『Ratings for Pazuuverse』である
※注意
この機能にpazuuさん本体は一切関わっていません
本体とはリアルで話したことすらありません
都合のいいシンボルとして使用しているだけです
様々な理由からこの機能を配布する予定はないが、内容を紹介していこうと思う
1."あ"の等級分け
まず、常々"あ"との対戦を憎んでいる自分は"あ"の名前を使用するプレイヤーをレート値によって分類することにした
高レートを"はぐれメタル"、低レートを"スライム"などと名付けてRPGに見立てるような形を想像してもらうとわかりやすい
この等級分けを色付きpazuuを使って行う
メモ
— 東京大学に潜むホームレス (@uthomeless) 2023年11月30日
赤pazuu、橙pazuu、黄pazuu、緑pazuu、青pazuu
色分け案はいくつかあったが、レートによって強弱にメリハリがつくよう、古来から伝わる射幸心を煽る色で分類
~1499 青pazuu
1500~1599 黄pazuu
1600~1699 緑pazuu
1700~1799 赤pazuu
1800~ Rainbow pazuu
白pazuuを一番下に置きたい気持ちはあったが画像作成時には忘れていて、気付いたときにはめんどくさくなっていた
これによりマッチングのたびに「青pazuuには負けられないな」とか「Rainbow pazuu来た~」など"あ"と対戦しているとは思えない新たな魅力が生まれることになった
2.ネームドプレイヤーのHN表示機能
「等級分けだけでは物足りない」「pazuuさんに色を付けたくらいじゃ面白くもなんともない」
こういう手厳しい意見を持つ方もいるだろう
正直、自分もそう思う
Ratings for シャドウバースの魅力の一つにプロなどの有名選手とも気軽に対戦できるというものがある
ただし、皆"あ”を使うから対戦してもわからないのが欠点
特に初期から"あ"を使っている人間は対戦履歴を見てもわからないというのもあり、いっそ画像番号からHNを自動で照会する機能を作ってしまおうと思い、過去のランキングデータを読み込んで16位以内の回数と100位以内の回数を集計
かつて存在していた"ぶちリスト"みたいなものを作成した
(昨年末作成、32位までレート杯に出場できた回や前後半ランクインなどは考慮していないため、実際のレート杯出場回数とは異なる。あくまで上位プレイヤー識別用の雑ランキングのため更新予定もない)
こうして見るといくら自分がレートがカスと喚こうが、一目で相当信用できる指標であることがわかる(まあカスなのはそこではないが)
ここからpazuuさん本体の「16位以内3回、100位以内12回」という成績より上のラインにいる60人ほどのプレイヤーをネームドプレイヤーリストに追加
あとは個人的に対戦時には気付いておきたいプレイヤーを数名追加し、このリストにいる場合、対戦画面でHNが表示される仕組みにした
レートのアイコンは64×64pxの画像になっており、差し替え時に使う表示用画像はそのサイズに合わせる必要があった
ただそのサイズでは画質も悪いし、画像表示変更用に64×64pxの画像作るのに飽きたため、一度適当な画像を入れてみようと試みた
自分は感性が子供なのでデカさとアンバランスさだけで正直めちゃくちゃ面白い
ネームドプレイヤーは『クソデカpazuu』アイコンに変化することにした
これは機能を使った自分にしかわからないが、高レートの"あ"を踏んだとき、そこから画像が『Rainbow pazuu』に変化するのか『クソデカpazuu』に変化するのかを待つ時間がとても楽しくなった
ニクロ式拡張機能では、一瞬表示されるレートを素早く非表示にするために高頻度で関数を動かしているが、自分は"あ"からの変化を楽しむためにあえて表示までの時間を遅くした
体感3:1くらいの割合で『クソデカpazuu』に変化している
野生の強者はめったに見当たらない
この機能を追加したおかげで上位ネームドには相当カモにされていることがわかった
今期対戦した中でも
対Gemo 通算 0-4
対Atom 通算 2-5
対CQCQ 通算 2-5
辺りにはボロ負けしていた
相手がわかっていると、こちらの集中力も変わるためここから改善していきたい
3.ルームIDのコピー、ペースト機能
個人的に欲しかった機能なので追加
これによりマウスのクリックのみでルームへの入室ができるようになった
新たにボタンを設置し、ルームIDのコピーはできるようになったのだが、ペーストの方は最後まで上手くいかず
具体的には、ルームID入力欄にルームIDを貼り付けることはできるが、対戦相手側には送信されないという状況になった
引き出しが0なので何の解決策も浮かばない
ペーストについては残念だが断念した
4.チャット欄非表示機能
Ririaみたいなヤバい奴を引いたときに使える
暴言等に触れたくなければ自衛するのも選択肢
正直この機能を追加しても使う機会はないと踏んでいたものの、チャット欄自体がそもそも必要ないことが多く、トラブルなく対戦が始まったらとりあえず非表示にするようになった
5.ランキングのHN開示
最近はランキングを見る習慣もなくなったからただのおまけ
ネームドプレイヤーリストの応用ですぐできたから追加
以上が拡張機能『Ratings for Pazuuverse』の機能である
そして肝心の今期のレートはどうだったのか…
ほぼ青pazuuのギリ黄pazuu(1607)
負け越しは流石に見栄えが悪いと思って帳尻合わせで勝ち越したところで終了
ただ原因の8割は単に下手だっただけだが、残りの2割はRatings for シャドウバースの対戦画面を開いている間にしか行えない『Ratings for Pazuuverse』の実験や微調整があり、それを対戦と同時に行っていたらたくさん負けたというところもある
何よりラストRAGEに注力するための試作の取り組みなので、そういった意味では数字には表れていない手応えを感じている
とりあえずこれからも続けていきたいと思う、pazuuさんからの苦情が来ない限り
最後に今回いろいろな理由で追加しなかった2つの機能のメモだけ残す
・対戦履歴の項目追加
あとは対戦相手のレート帯別の戦績、対戦相手の検索機能とかあったらいいかもしれない
やや実現難易度が高そうだし、サイトへの負担もありそう
となると一旦全戦績を外部に保存するのが現実的だろうがあまりにもめんどくさい
・ネームドプレイヤー個別演出
画像番号と紐付けして画面内の表示をさらに変更する
当然可能だが準備がめんどくさい
特定のプレイヤーとマッチした際に自動で「Shadowverseを閉じろ」というチャットを送る機能も考えたが、使う機会がなさすぎるし他の人で発動してしまう誤作動が怖い
以上
残り少ない現行Shadowverseを楽しんでいきましょう、pazuuさんからの苦情が来ない限り