実在する東京大学に潜むホームレス

架空の存在ではないことがバレてしまった…

RAGE Shadowverse 2020 Springで見事ギネス世界記録™を達成した話

RAGE Shadowverse 2020 Springにおいて「オンライントレーディングカードゲームを同時に同一会場でプレイした最多人数Most people locally playing an online trading card game simultaneously)ギネス世界記録™を達成しました

gamebiz.jp

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ギネスのサイトでも既に記録として掲載されていました

自身が記録達成一員となれたことに感謝し、嬉しさ噛みしめながらこの偉業RAGEの一参加者の立場から振り返っていきたいと思います

 

受付時間延長

当初の受付時間9:00~10:30でしたが、過去最大10,000人の参加者見込まれるということもあり締め切り時間が迫っても受付列には長い行列ができていました

過去のRAGEでも受付の行列ができていたことは多々ありましたが、締め切り時間内列に並んでいた選手のみ受付有効とする措置をとっていたため、交通機関等の乱れがなかった今回受付締め切り時間自体延長したことについては大きな違和感がありました

 

ギネス世界記録Ⓡ挑戦のご協力のお願い』

受付を済ませるといつもの大会説明用紙のほかに『ギネス世界記録Ⓡ挑戦ご協力のお願い』という謎の紙を渡されました

それによると

・対戦終了後も席を立ってはいけない

・トイレ、喫煙所は封鎖する

・指示に従わなかった場合、ペナルティを課す場合がある

などといった目を疑う項目が並んでいました

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問題の『ギネス世界記録Ⓡ挑戦のご協力のお願い』

今環境シャドウバースでは試合時間が30分を超えるような長期戦を得意とするコントロールデッキ環境上位に存在しておりBO3では1時間を超えることも予想されていたため、長時間の拘束宣告されたことに対して気分憂鬱になりました

 

"ギネスおばさん"登場

大会説明が終わると"ギネスおばさん"が登場し世界一の素晴らしさを熱く語ります

"世界一はただの夢じゃない、誰にでも世界一に輝けるチャンスがある"

この時点で既に当初の1回戦開始予定時刻(11:00)大幅に過ぎており、選手たちギネスおばさん温度差からピリピリとした雰囲気を感じました

 

対戦表上のトラブル

1回戦対戦組み合わせが発表され対戦テーブルに選手が移動したものの、対戦表トラブルが生じているらしいというが流れます

どうやら本来1回戦が不戦勝になるはずだった選手にも1回戦の対戦が組まれており、該当選手たちジャッジステーションに集まっているというものです

11:35時点で12:00まで試合を始められないだろうと予測していたものの見通しが甘く、自分が1回戦の試合を始めた時間は12:08でした

 

この件についてRAGE運営からのアナウンスはなく"まもなく1回戦を開始しますので席に着いたままお待ちください"というアナウンスを流し続けます

自分はある程度状況を把握できていたためまだマシだったものの、大半の選手状況を把握することもできずトイレに立つことも許されず、ここから30分以上対戦開始が遅れます。 

 

ヘイトを買う"まもなくおじさん"

今回のギネスを語る上欠かせないのが"まもなくおじさん"存在です

前述の通りトラブルに対するアナウンス一切なく運営"まもなく1回戦を開始します"一点張り待機時間を乗り切ろうとし、それが選手たちからの不信を招きます

 後半はレパートリーを増やして"もう少々お待ちください"という言葉も使い始めます

 

階段封鎖

『ギネス世界記録Ⓡ挑戦ご協力のお願い』に記載していた通り、見事に階段が封鎖されました

マジでやるのか…

 

トイレ封鎖

常識的に考えていくらギネス大事でもトイレ封鎖っておかしすぎませんか?

自分はトイレ封鎖直接目撃していないものの多く目撃証言がありました

誰か一人くらい人権ないがしろにされていることに対する憤り漏らしてもよかったのに

トイレの個室RAGEスタッフ埋まっているという状況想像をしようにも頭が理解を拒みます

LIAR GAME』10巻「感染ゲーム」検査ルーム封鎖したアキヤマグループを思い出しました 

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©甲斐谷忍 2009,2012

 

ギネス集計上の問題点

シャドナビ開いておくことギネス集計の条件となっていたものの中にはシャドナビ開いていなかった選手もいた模様

集計ザルすぎでは?(これはギネス側の問題)

 

不戦勝選手の扱い

本来不戦勝を持っている選手対戦時間コンディションを整える時間として自由活用できるはずだったものの、1回戦を戦う選手同様RAGE運営拘束を強いられていました

しかもギネス記録の集計人数に入っていたとのこと

対戦していない選手を「オンライントレーディングカードゲームを同時に同一会場でプレイした最多人数(Most people locally playing an online trading card game simultaneously)」の人数計上するのはずるでは?

 

0-1でリタイアする選手の続出

day2進出条件6勝1敗のため本来は1敗してもまだ可能性はあるのですが、1回戦時点での長時間の拘束による消耗6連勝の難しさなどの理由から1敗した時点リタイアする選手が多く現れました

序盤でのリタイア選手が多かったためか、3回戦以降の進行比較的スムーズになっていました

運営よかったね 

 

見事記録達成 

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大きな歓声?聞き覚えがないですね…

むしろ10,000人のRAGEという言葉幾度も強調しておきながら、11,000人のエントリーから6,086人しか会場に集まらなかったことが気になりました

 

ギリギリの達成となったことについて

今回ギネス達成に必要な6,000人をギリギリ超える6,086人で記録達成となりました

いくらなんでもギリギリすぎない?

ここで謎の受付時間延長理由について邪推が浮かびます

受付段階で人数の確認

6,000人に達していないことから受付時間を30分延長

というギネス記録達成のための受付時間延長だった可能性十分にありえるのではないかと考えています

いっそのことギネス失敗していたら会場は大盛り上がりだったろうなと思うだけにこすっからくギリギリ達成したことを残念に思います 

 

最後に

冒頭のギネス達成を報じる記事を読んで、RAGE会場での実態大きくかけ離れた書き方をされているのが気になったため今回筆を執りました 

今回の記録達成のために選手たち強いられた負担凄まじく、人によっては二度とRAGEに参加したくないと思っても仕方ないようなものでした(自分はこんな記事を書いてはいますが次回になったらのこのこ参加します)

day2ではオーケストラコンサートも開催された今回のRAGE

RAGE参加費無料開催されている素晴らしいことイベントであり、day1負けてしまってもday2に開催される豊富なサイドイベントを楽しむことができます

今後のRAGEがもっと多くの人参加したいと思えるような大会になればいいと思っています

 

いや~でも感染症怖いからやっぱ冬に人集めるのはやめません?

 

おわり